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生き物であるかぎり、錦鯉も病気にかかることがあります。人間と同じく、日頃からの健康管理に注意することで、病気を防ぐことが可能です。
とくに注意が必要なのは、右の変化です。
錦鯉の健康状態は、日頃の泳ぎ方に表われます。
群れが一ヵ所に固まったりする
水質異常か、何らかの病気がおこる前ぶれです。
正常な鯉の泳ぎ方
鯉が健康なときは、群れ全体が池(水槽)一面に広がって自由に・泳ぎ、餌を与えるといっせいに群がります。
池の表面で口をぱくぱくさせる、
水の注入口に集まる
酸素不足が考えられます。
その他の泳ぎ方
異常に速い動きをしたり、体をふらつかせたり、あるいは水面付近で動かなかったり・・・、いずれもなんらかの間題が生じていると考えるべきです。そんな時は、すぐに当店にご相談ください。
白い斑点や白い膜、充血がある
これは水温が下がったときに見られる細菌性の病気です。
外部からの病気の持ち込み
品評会に出品した時や、鯉ハントで新しい鯉を持ち帰った時など、状態に応じて消毒しましょう。
目に見える寄生虫がついている
ウオジラミやイカリムシが寄生すると、池の壁面に体をこすりつけるしぐさをします。
その他のチェック
■ 水質検査試薬を用いて、
水の状態を把握
■ 鱗の状態のチェック
■ 緋盤のなかに腫瘍がないか
病気の治療について
治療に対しては、あいまいな治療知識はかえって危険です。
病気の症状と、水の状態、濾過槽の状態などをプロに伝えて、病気の判定と治療法のアドバイスを受けるといいでしょう。
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