(株)小西養鯉場の橋本です(^^)/
最近、少しずつ反響が出ているこのコーナー(笑)
これを見てエサを買いに来られる方が居ると
日頃テンションの低いわたくし橋本ですが
少し?テンションが上がります(^^)
さて今日はエサの性能についてです!
「エサはどれも同じでしょ」
と思っている人は結構居られます・・・(^_^;)
でも毎日口に入るものですから
目的に応じて使い分けると大きな違いが出てきます!
色揚げについては以前ご説明しましたが
ウチのオリジナル飼料の浮エサは3種類あり全て色揚げ入です!
・ベーシックタイプ
・増体用
・低水温用
冬眠の前後は低水温用!
水温18℃以上で体を大きくさせたい場合は増体用!
その間や一般的に使用する場合はベーシックタイプ!
これらはタンパク量や脂肪量を変えることで
それぞれ性能が異なります(^^)/
ぜひ使い分けてみて下さい!
それでは!
ここから先は元飼料メーカー勤務の立場からもう少し
詳しく説明していきましょう!
興味のある方だけどうぞ(^^)/
飼料は粗蛋白質や粗脂肪の割合などでカロリーが異なってきます。
カロリーの違いなどにより成長には大きな差がでてきます!
それらの性能を見るひとつの指標として増肉係数というものがあります。
飼料効率という場合もありますが
計算の分母分子が逆になっただけです(^^)
以前説明した給餌率とは違いますよ!
増肉係数とは魚を1kg太らせるのに必要な飼料の重量です!
上の表から
ブリをEPで育てた場合増肉係数が2~2.5ということは
1kg太らせるために2~2.5kgの飼料を給餌したということになります。
餌飼料の種類については次回以降ご説明しますが
増肉係数の高い餌飼料がダメというわけでもありません!
餌飼料の単価を増肉係数にかけたものを増肉単価といいますが
これが安ければ一番いいわけです(^^)
逆に単価の高い飼料でも増肉係数の低いものであれば増肉単価は
下がりますよね!
良い飼料を少量与えるか安い飼料を大量に与えるかということになりますが
水の汚れを考えると少量の飼料で飼いたいところですね(^^)/